甲子園の室内練習場に打球音だけが鳴り響いた。巨人の野手陣が15日、最大11箇所の一斉打撃を敢行した。守備練習どころかキャッチボールも行わず、ひたすらバットを振り続ける「めった打ちトレ」。ロングティーやスローボール打ちと、休む間もなく打ちまくった。原監督は「なかなかそういう時間がないもんだからね。いい練習でしょう」と、12泊の遠征中での練習の意図を説明した。
【写真】巨人後藤コーチから指導を受ける秋広
直近の3試合で14安打4得点と打線に元気がない。中でも身長2メートルのドラフト5位の秋広優人内野手(18=二松学舎大付)は、四死球を除くと7打席連続三振中で「エース級のピッチャーだったりと当たっていくうちに、レベルの高さというものを実感した」と、奮闘しながらもプロのレベルに苦戦。「結果が出ない時に結構、精神的な疲労は感じています」ともがきながら懸命に戦っている。
開幕1軍に生き残るためには、16日からの中日2連戦(バンテリンドーム)は正念場となる。原監督は開幕メンバーについて「最後の最後まで緊張感はあっていい」と引き続き見極めていく方針。秋広は「全然結果を出せていない状態。今までもらったアドバイスを生かして、なんとか切り替えて臨みたい」と決意を込めた。【久永壮真】
https://news.yahoo.co.jp/articles/83270187b9a942675004b11d8a94dc2d3c7e5f74
2021年03月
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佐々木主浩、岩瀬仁紀、藤川球児…あなたが選ぶ「最強の守護神」は誰?
野球は最後のイニングの9回を抑えるのが最も難しいとされる。抑え投手はマウンドにいる時間は先発投手やスタメンで出場している野手に比べて短いかもしれないが、その重圧は計り知れない。1002試合登板で通算407セーブといずれもNPB歴代最多記録の金字塔を打ち立てた岩瀬仁紀、魔球と形容されたフォークで「ハマの大魔神」と形容された佐々木主浩、一流打者たちが直球と分かっていても空振りする「火の玉ストレート」が代名詞の藤川球児……彼らがマウンドで解き放つオーラは他の投手と明らかに違った。あなたが選ぶ「最強の守護神」は誰だろうか。
・岩瀬仁紀(中日)
※NPB通算 1002試合登板、59勝51敗407セーブ82ホールド、防御率2.31
現役生活19年間で大きな故障がなく過酷な救援で投げ続け、異次元の安定感だった。新人の1999年から2013年まで15年連続で50試合以上登板。セットアッパーとして実績を積んで最優秀中継ぎ賞を3度獲得すると、04年から不動の守護神に。最多セーブ投手を5度受賞した。日本シリーズも6度出場して失点はゼロ。中日黄金時代で落合博満監督から絶大な信頼を寄せられた。手元で動く直球と打者が「消える」と手を焼いたスライダーが武器。球の精度は高かったが、ピンチを背負っても勝ち切る強靭な精神力が岩瀬の真骨頂だった。
・佐々木主浩(横浜、マリナーズ)
※NPB通算 439試合登板、43勝38敗252セーブ1ホールド、防御率2.41
※MLB通算 228試合登板、7勝16敗129セーブ、防御率3.14
落差の大きなフォークは来日したメジャー・リーガーたちも度肝を抜いた。38年ぶりの日本一に輝いた98年は51試合登板で1勝1敗45セーブ、防御率0.64と驚異的な成績でMVPを受賞。5度の最優秀救援投手を獲得した。メジャーでも日本人最多の通算129セーブをマーク。球種は直球とフォークの2種類が球種の大部分を占め、フォークの落差と軌道を何種類も投げ分ける高度な投球技術で制球も良かった。握りで球種を見破られることを防ぐために横幅の広い特注のグラブを使用したり、リリースの瞬間に速球の握りからフォークの握りに変えたりするなど創意工夫も怠らなかった。ID野球のヤクルト・野村克也監督は「クセが見破れない」と嘆き、他球団の間で「佐々木が出る前に決着をつけろ」が合言葉だった。
・藤川球児(阪神、カ*、レンジャーズ、独立リーグ・高知)
※NPB通算 782試合登板、60勝38敗243セーブ163ホールド、防御率2.08
※MLB通算 29試合登板、1勝1敗2セーブ1ホールド、防御率5.74
最速156キロの直球は球速以上の体感速度を感じ、打者のバットが空を切る。手元で浮き上がるような軌道で「火の玉ストレート」と呼ばれた。ジェフ・ウィリアムス、久保田智之とともに結成した最強の救援陣「JFK」の一角を担い、05、06年と2年連続最優秀中継ぎを受賞すると、07年から守護神に抜擢されて2度の最多セーブを獲得。05年からの8年間で防御率1点台前半以下のシーズンが6度と驚異的な安定感だった。06年のオールスターでは当時西武のアレックス・カブレラに「全球直球勝負」を宣言して空振り三振に。プロの強打者が直球と分かっていても空振りをする。漫画の世界から飛び出したような快速球右腕だった。
・高津臣吾(ヤクルト、ホワイトソックス、韓国・ウリ、台湾・興農、独立リーグ・新潟)
※NPB通算 598試合登板、36勝46敗286セーブ8ホールド、防御率3.20
※MLB通算 99試合登板、8勝6敗27セーブ8ホールド、防御率3.38
広島工高では2番手投手、亜大でも同学年に左腕エース・小池秀郎がいたため、アマチュア時代は目立つ存在ではなかった。プロ入り後に右のサイドスローから繰り出される伝家の宝刀・シンカーに磨きをかけてヤクルト黄金時代の守護神に。最優秀救援を4度獲得し、日本シリーズでは史上最多の通算8セーブで4度の胴上げ投手と大舞台に強かった。ホワイトソックスでも移籍1年目の04年に19セーブを挙げ、当時のオジー・ギーエン監督が「マリアノ・リベラでも連れてこない限り、シンゴは我々にとって最高のクローザーだ」と絶賛。日本、米国、韓国、台湾と4カ国のプロ野球でプレーした初の日本人選手で、独立リーグ・新潟でも守護神を務めた。NPB歴代2位の通算286セーブ。日米通算300セーブは佐々木と高津の2人のみの大記録だ。
3/14(日) 11:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/9affd948e47b6040da8fd1dc070debdb04db96d7?page=3
巨人・秋広優人、無安打2三振で最近5戦11の1、7三振…原監督「1軍とは育成の場所じゃない」
巨人の秋広優人内野手(18)が62年ぶりの高卒新人開幕スタメンへ“正念場”を迎えた。初の“伝統の一戦”は2打数2三振1四球に終わり、ここ5試合で11打数1安打4四死球7三振と沈黙。開幕スタメン争いの区切りとなる16、17日の中日戦(バンテリンD)では、結果が求められる。頑張れ秋広!
完全に翻弄(ほんろう)された。秋広は自分の形でスイングをさせてもらえなかった。5回1死一塁。2ボール2ストライクから、馬場の外角低めに沈むスプリットに、バットは空を切った。7回にはスプリットを頭に入れすぎたか、外の直球に手が出ず見逃し三振。2打数2三振1四球の結果に、原監督は指摘した。
「今は体も頭の方も、いろんな意味で(疲労の)ピークに来ているような気がしているね」
59年の王貞治以来、62年ぶりの高卒新人開幕スタメンを目指す規格外ルーキーが“正念場”を迎えている。7日の日本ハム戦(札幌D)で、球団の高卒新人として93年の松井秀喜以来28年ぶりとなるマルチ安打をマークし、指揮官も「並ではない」と賛辞を贈った。だが、9日のソフトバンク戦(ペイペイD)からの以降5試合で、11打数1安打4四死球7三振。今は落ちる球を振らされ、それが頭に残るあまり直球を捉えきれない“悪循環”に陥っている。
今月4日に二松学舎大付高の卒業式を迎えたばかりの18歳にとって、全てが未体験の日々。開幕まで2週間を切り、仕上がりも進んだ各球団の主力投手との対戦も増えた。その中で得た感覚を、まだ自分の中で整理できていない状況だと原監督は見る。
「消化をするという作業が、今のところ見つかっていないかな。(頭に)詰め込むだけ詰め込んでいるけど、やはりそれを消化していかないと次のエネルギーに変わってこない」
原監督にとっても、選択の時は迫る。遠征を終えて19日から本拠で迎えるオープン戦ラスト3連戦は、開幕を見据えた用兵となるだろう。つまり16、17日の中日戦(バンテリンD)が区切りとなる。15日は試合がなく、甲子園で全体練習の予定。そこで心身を切り替え、どのような姿を中日戦で見せてくれるか。これまでにスタメンで使える状況でなければ1軍に置かない方針を明言している指揮官。そこに情は一切挟まず、シビアに判断する。
「やっぱり1軍とは競争の場所だから。育成の場所じゃないからね」
途中から1軍に昇格したキャンプを完走し、王、松井といった球団レジェンドの名が引き合いに出されるほどの活躍はただ見事のひと言だ。この日の3打席も全て初球から振りにいった。多くの識者が評価する最大の持ち味である積極性は失われていない。そこに光があると信じている。食らいつき、歴史を変えてくれ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1fb699f1038f4a5f66aa0099dd0c39fa2f5280d







