楽天の田中将大投手(33)が30日、現状維持で日本球界最高額となる年俸9億円で契約を更改した。米大リーグから8年ぶりに復帰した今季は打線の援護に恵まれず4勝9敗、防御率3.01。チームはパ・リーグ3位に終わった。球団を通じ「来季は一番高いところまで、みんなで行けるように頑張りたい」とコメントした。
田中将は復帰した際に2年契約を結んだが、今季終了後に契約の見直しや破棄ができる条項が付帯されていた。大リーグに戻るかどうか注目されていた中で残留を決断。来季は9年ぶりの日本シリーズ制覇を目指す。
楽天は全選手が契約更改を終えた。(金額は推定)
共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/357a350b7e2d6a74ace6823225b0ad3c03e2c91a
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東北楽天、来季は1億円プレーヤー13人 歴代年俸10傑を調べてみた
2021年12月30日 06:00
https://kahoku.news/articles/20211228khn000030.html
(出典 kahoku.news)
プロ野球東北楽天の2022年シーズンの陣容がほぼ固まった。支配下登録選手68人のうち、年俸1億円以上の選手は13人に上る。球団ができた05年は2人だった。この間、高額年俸選手の顔ぶれはどのように移り変わったか調べてみた。(編集局コンテンツセンター・佐藤理史)
■創設時は岩隈1億8000万円
【05年】
新規参入1年目のチーム最高額は岩隈久志投手の1億8000万円。前年、近鉄でパ・リーグ最多勝(15勝)を挙げ、約3倍に増えた。2位の礒部公一外野手は1億3000万円。前年は26本塁打と活躍し、近鉄の選手会長として労使交渉にも奔走した。2人は分配ドラフトで、オリックスと近鉄の合併球団のプロテクトを拒否し、東北楽天入りした。
他の創設メンバーは分配ドラフトでプロテクトから外れた選手と、他球団を戦力外となった選手で構成され、年俸は低めだった。
【06年】
フェルナンデス内野手が2億円で契約した。ロッテ、西武での3年間の実績が買われた。07年も同額でトップだった。
【08年】
山崎武司内野手が1億8000万円で最高額となった。39歳を迎える前年に43本塁打、108打点でリーグ2冠に輝き、オフに2年契約を結んだ。リック内野手は2年連続の打率3割が評価され、1億円に乗せた。
【09年】
岩隈がトップに返り咲いた。前年に最多勝や沢村賞のタイトルを獲得し、3億円で3年契約を結んだ。当時のパ・リーグ投手の中でも最高額だった。
ラズナー投手は1億円で新加入した。米大リーグヤンキースで先発陣の一角を担った右腕で、球団が獲得した初の本格的なメジャーリーガーだった。
【10年】
田中将大投手が球団生え抜きで初めて1億円プレーヤーとなった。前年に15勝を挙げ、チームの2位躍進に貢献。1億8000万円でサインし、高卒4年目で大台を突破した。
前年、首位打者に輝いた鉄平外野手は倍増以上の1億2000万円を勝ち取った。中日からフリーエージェント(FA)で加入した中村紀洋内野手は、2年契約の2年目のこの年、1億5000万円で更改した。
【11年】
米大リーグから松井稼頭央、岩村明憲の両内野手が加入。ともに1億5000万円で契約した。
【12年】
前年まで3年間、1、2位を占めた選手がチームを去った。岩隈は海外FAで大リーグに移籍し、山崎は中日に復帰した。
代わってトップに立ったのは田中。前年は投手部門リーグ3冠、沢村賞を獲得し、オフに1億2000万円増の3億2000万円で更改した。ブルペンリーダーの小山伸一郎投手は1億円に乗せた。
【13年】
メジャー434本塁打の大物ジョーンズ外野手が3億円で入団した。1億円で加入したマギー内野手とともに打線を引っ張り、球団初のリーグ優勝、日本一を果たした。
■連覇狙い大型補強を敢行
【14年】
田中がポスティングシステムで米大リーグに移籍。連覇を狙う球団が大型補強を敢行した。
メジャー通算150本塁打のユーキリス内野手と3億円で、オーストラリア代表左腕*リー投手と2億円で、それぞれ契約した。ソフトバンクで5季プレーしたファルケンボーグ投手は2億円。鉄平とのトレードでオリックスから獲得した後藤光尊内野手は5年契約の4年目で、1億5000万円だった。
優勝に貢献した嶋基宏捕手は、球団生え抜き野手で初めて1億円プレーヤーとなった。中継ぎでフル回転した青山浩二投手も大台に達した。
【15年】
メジャー61本塁打のサンチェス内野手を2億5000万円で、広島で3季プレーしたミコライオ投手を1億5000万円で、それぞれ獲得した。エース則本昂大投手、全試合出場を果たした藤田一也内野手が1億円超で更改した。
(出典 Youtube)
オコ工「だいたい一年半ぐらい野球やってなかったんで来年はガチってレギュラー目指して頑張ります」
約40分の交渉を終え、会見場に姿を見せたオコエは「今年から石井監督だったのでチームがどういう方針だったのか、
球団がどういう方針だったのかを自分はちょっとあやふやなところでやっていた部分があったので、それを今回はっきりさせて
来年はこういうところを重点的にやっていかないといけないなというところをすり合わせたって感じですかね」と交渉の席での内容を語った。
「だいたい1年半くらい野球を全くやっていなかったので、その中で少しでも1軍に出られて多少なりとも試合に出られたところでは自分としてはほっとしています」と今季を振り返り、
「レギュラーを取りたいです」と来季の目標を語った。
https://www.daily.co.jp/baseball/2021/11/22/0014861429.shtml
左膝を手術…崖っぷちの楽天・オコエ瑠偉が「トレード要員」へ
新型コロナウイルスの「オミクロン株」の世界的な感染拡大は、日本のプロ野球界にとっても人ごとではない。各国が水際対策として出入国を厳しく規制しており、未知の変異株とあって先行きは不透明だ。MLBでは選手会と機構の労使交渉が妥結せず、ロックアウトによって選手の移籍手続きなどが完全にストップしている。これらの状況がNPB球団の外国人補強に少なからず影響を及ぼす可能性もある。
そんな異常事態だからこそ、各球団の編成担当者は国内で完結できるトレードによる補強を模索しているという。
「今オフは、近年では珍しい大型トレードが成立するという噂が飛び交っています。日本ハムは〝ビッグボス〟こと新庄剛志監督は稲葉篤紀GMとトレードに関する意見交換を続けていると聞きます。同じパ・リーグでは楽天の石井一久GM兼監督がトレードによって人材の流動化させたいと考えている。セ・リーグだと来季から新たに3年契約を結んだ巨人の原辰徳監督も同じ考えの持ち主です」
楽天では2人の〝ドラ1〟がトレード候補のリストに名前が挙がっているという。オコエ瑠偉外野手(24)と藤平尚真投手(23)だ。特にオコエは、7年目の来季が正念場になりそうだ。
「身体能力はチームトップクラスなのですが、もはや球団内ではポテンシャルに対しても懐疑的な目が向けられている。『野球が上手くなりたい』『結果を出したい』という気持ちは強く、これまで様々なトレーニングに取り組んできました。ただ、どれも長続きしない。気持ちのムラが大きく、精神面がなかなか成長してこない。このまま楽天にいるよりは、環境を変えることで何かきっかけをつかんだ方が彼のためになると思っている人は少なくないんですよ」(球団関係者)
6年目の今季は2月に左手首の手術を受けた影響で前半戦を棒に振った。後半戦から1軍に合流すると、42試合に出場して打率・223、0本塁打、6打点、3盗塁。打撃成績は物足りないものの、守備や走塁では一定の評価を得ていたのだが……。
10月14日、オコエの2軍降格が公示された。前日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)での致命的なミスが理由だった。この試合は守備固めとして途中出場。3点リードの8回、柳田の左前打を捕球後に内野の誰もいないエリアに大暴投して一挙3点を失い、チームの逆転負けの戦犯になってしまったのだ。
「オコエが100%悪いとは言わないが、プロとして許されないミスです。チームメイトはもちろん、ソフトバンクの選手たちも『一体、何が起きたの?』と首をかしげていました。シーズン終盤にあんなプレーをした選手を1軍に置いておけば、周囲に示しがつかない。首脳陣もけじめをつける意味で2軍行きを命じました」(球団OB)
11月に本拠地・楽天生命パークで行われた秋季練習にオコエの姿はなかった。10月下旬のフェニックス・リーグでコンディション不良を訴え、球団は11月30日に左膝軟骨移植術を受けていたことを発表した。同月22日の契約更改では現状維持の年俸1000万円(推定)でサインしたが、会見で交渉内容について、オコエは「今年から石井監督だったので、チームがどういう方針だったのか、自分はあやふやなところでやっていた部分があった」とコメント。この発言が報じられると、ネット上には批判的なコメントが飛び交った。
厳しい立場に置かれているのは間違いないが、手術を受けたということは、むしろ球団がチャンスを与えたことを意味している。
「治ればまだやれる可能性があるということ。これは他球団にとっても判断基準になる。リハビリの経過次第では、外野手が手薄なチームとのトレードが一気にまとまるかもしれません」(在京球団の編成担当者)
来年の今ごろ、オコエはどのチームでオフを迎えているのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/992a6606c945f4d9b2964161dd54811535829f30
楽天・田中将大が残留 ファン感謝祭で直接表明へ
楽天は3日、田中将大投手(33)が来季の契約を締結したことを発表した。今季から2年契約を結んだ中でオプトアウト(契約見直し)の条項も盛り込まれていたが、残留となった。
4日にファン感謝祭(楽天生命)が行われることもあり、球団を通じ「明日のファン感で直接ご報告させていただきます。皆様にお会いできるのを楽しみにしています!」とコメントした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16a5de73361ebdcb580aad131ff7348af5adb4ab
日本球界復帰1年目の今季は、開幕直前に右ヒラメ筋を痛めて出遅れたものの、ローテーションの一角として23試合で4勝9敗、防御率3・01という成績を残した。打線の援護に恵まれず白星を伸ばすことはできなかったが、シーズンを通して安定したパフォーマンスを披露した。東京五輪では侍ジャパンの一員として金メダル獲得に貢献。プレー以外でも豊富な経験をチームに還元する役割を担った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6577d97e42c0c05339729056cfb9b79b6b955183