そりゃあ憧れでしたからね
ホークスにも恩がある、めちゃくちゃ恩がある。今の俺がいるのはホークスのおかげだもん。
みんなから残ることを求められてる。でも一度だけでいい、イチローさんと野球がしたかった。
当時の俺はメジャーがどんなとこかなんてどうでもよかったんだろうな、とにかく物理的な距離を縮めることだけ考えてた。ほんと恐ろしいと今になって思う。
それで、胸を躍らせながらアメリカに行くじゃん。そしたらさ、間も無くイチローさんがトレードになってさ
あの時はショックで、なんていうんだろう、電子レンジで料理ができるのをワクワクしながら待ってたら、部屋のブレーカーが突然落ちたような感覚
でも、イチローさんはそんな俺のこと心配して連絡してくれたんだ、チームは別れてもずっと見てるぞって
だから頑張れた。そうだよ、イチローさんはまだ野球続けるんだよ
だったら俺も頑張らなきゃ、イチローさんの耳に目にすべての感覚に入れるように頑張らなきゃって思った
そこからかな、メジャーのレベルの高さってものを改めて実感して、純粋に野球に打ち込むようになった
色んな選手、コーチ、監督、トレーナーから色んなことを学んでいった、めちゃくちゃ野球が楽しかった。
俺の中で何かが大きくなっていった。そして月日は流れていって、ある日練習中に気づいたんだ。
色んな試行錯誤を重ねて、身につけたボールを打つ、取る、投げるといった動作
自分のその動作の中にイチローさんがいるような気がした。
あの時は距離が離れて寂しかったけど、そうだ、イチローさんはずっと俺の中にいたんだって
何寂しがってんだよ、ずっとイチローさんを追いかけてきたんだよな、なんでこんな当たり前のことに気づかなかったんだろって、バカだな
そう気づいたとき、とても嬉しかった。
普通に獲得されるのがすごい
>>7
マイナー契約やし
でもイチローは道具を大切にする分、グローブ一個取り替えたらすぐバレるって事は分かりきってた。
だから考えた。一晩じっくり考えてある一つの答えが出たんだ。日の出の光みたいにピカーってね。
先ずは紐1本から。そこから時間をかけてゆっくり取り替えていこうって思いついた。
今イチロー選手が使ってるグローブあるでしょ。あれ俺が作ったやつ。スパイクも、バットも、ユニフォームも靴下も。全部メイドイン川崎。
>>11
これ恐ろしい
>>11
すり替えたパーツはどうしたんやろなぁ
>>11
ヒエッ…
当時の友達が、教えてくれた。どこにでもいるでしょ、情報屋みたいな友達が……その彼がすごい、すごいって大騒ぎしていた。
4割を打つかもしれないすごい選手がいるって。
イチローって言うんだって。
正直、誰だと思った。だって、知らないよ、鹿児島の田舎もんだから。おれは巨人戦しか見なかったし、ニュースの時間は寝てたから。だいたい、おかしいじゃん、イチローってカタカナだし。
すぐにスポーツニュースを見た。イチロー選手が打って、走る姿を見て、こんなスマートな選手がいるのかって、ビックリした。
あんなに体が細いのに誰よりも強い。誰よりも飛ばすし、誰よりも速い。
まさに、光だった。
>>16
ここすこ
「あんなに体が細くても凄いプレーをしているのを見て、清原(和博)さんや秋山(幸二)さんにはなれなくても、イチローさんみたいにはなれるんじゃないか、って閃きがあったんだ。
そもそも俺は、イチローさんがいなければプロ野球選手になろうとも思わなかった。中学から高校まで、ほかの子たちが違う感じのビデオを見てる間、朝から晩までイチローさんのビデオを擦り切れるまで見てたから。それが俺の青春時代(笑)。お陰で非行に走らず、グレたりすることもなかった。
そう言えば冬の間、イチローさんのお母さんに会ったんだけど、思わず言っちゃったもんね。『イチローさんを産んでくださって、本当に有難うございました』って(笑)」
>>17
なおビデオの使用目的は同じな模様
ストーカーみたいなことやってて草
>>20
言うほどみたいなことか?
ショートフライ。最悪だった。今でも覚えてるよ。ハッキリ覚えてる。
次のバッターがイチローさんだった。ツーアウト二、三塁。
こんなにプレッシャーの掛かる場面に、おれがイチローさんを送り出した。
おれが打って、あとはイチローさんにとどめを刺してもらうだけだったのに。
あれだけ苦しんできたイチローさんを、こんな場面で打席に立たせちゃう。
なんだよ、イチローさんを苦しめているのはおれだったのかよって思った。
>>49
ええ場面や
何も言えなかった。
おれが助けなきゃあかんのに。
イチローさんは今までどんだけおれを引っ張ってくれたか。ここでイチローさんを助けるのはおれだろ。イチローさんを守るのはおれだろ。
何してんだ、おれはアホか、最低の男だ。
イチローさんは打席に立った。
おれは、ダルと並んでイチローさんを応援した。ダルは打たれて、おれは打てなくて、2人、ガックリ来てる。
あのとき、おれとダルがどんな目でイチローさんを見つめていたか。どんな想いで見ていたか。
>>52
今もダルと川崎が仲良いのすき
これって出典なに?
普通に読みたい
>>64
逆境を笑えって本や
>>74
これやばくて好き
>>74
触るまではまだ分かるけど、舐めるのはヤバすぎるわw
>>83
見て…る
コメント
コメントする