https://news.yahoo.co.jp/articles/c69622e042c0d40858683c788991d0f23c95eb6f
巨人のルビー・デラロサ投手(32)の残留が正式に決まった。来日3年目の今季はリリーフとして46登板1勝0敗7セーブ、防御率2・83。プライベートでは夏に第3子となる長女が都内の病院で誕生した。その日は家族にとって一生忘れられない一日となった。
日曜日のデーゲームで行われた8月22日のDeNA戦(東京D)。通常通り球場で準備していたデラロサに都内の自宅にいる妻から「破水した」と連絡が入った。すぐ宮本投手チーフコーチに伝えた。原監督、球団が帰宅を許可。東京ドームを離れ、出産に立ち会うため病院に急行した。
何があるか分からないため、その試合のベンチ入りメンバーには名を連ねていたが、デラロサは試合中に球場に戻れなかった。チームは先発・高橋が5回0/3で4失点の後、桜井、中川、畠、ビエイラが1イニングずつリレー。デラロサ不在を全員でカバーして4―4で引き分けた。
その裏でもう一つの「助け合い」があった。妻が病院に向かい、デラロサが出産に立ち会っている間、近隣に住むメルセデスがデラロサの2人の息子を預かり家で面倒を見ていたのだ。メルセデスはこの日、先発ローテの順番的にベンチ外で早めに帰宅。無事の出産を見届けてデラロサが夜に帰宅するまで“ベビーシッター”の役割を快く引き受けてサポートしていた。
デラロサの妻にとって日本の病院での出産は初めてだった。19年9月には第2子の次男を自宅のある米国の病院で出産。当時、来日1年目で単身赴任だったデラロサは登録抹消、緊急帰国して駆けつけたが、出産に間に合わず、立ち会うことはできなかった。
今回の第3子の出産について、デラロサは妻に日本の病院での出産を勧めた。理由はすぐに駆けつけられることはもちろん、コロナ禍で出産立ち会いのため帰国となると隔離期間が生じて離脱が長くなることも大きかった。当初、慣れない日本の病院に不安を示した妻に「ジャイアンツに少しでも多く貢献したい。近くでサポートするからジャイアンツのために日本の病院にしよう」と熱い思いを伝えた。妻は家族で来日、日本での出産を決断した。
第3子誕生後、最初の試合となった8月24日の広島戦(東京D)。先発・メルセデスが7回1失点と好投すると、2点リードの8回から2番手でデラロサが登板し、1回無失点で勝利に貢献した。出産に立ち会っている間、奮闘してくれたリリーフ陣、2人の息子の面倒を見てくれたメルセデスへの恩返しと言わんばかりの熱投。グラウンド内外で「連携プレー」を見せた助っ人投手コンビは試合後に笑顔でハイタッチした。
デラロサの妻、2人の子どもたちも今では日本が大好きだという。シーズン後に家族全員で帰国。来年は長男が日本の小学校に入学する年齢になるが、可能ならば家族で再来日して日本での生活を検討している。
同じく妻が日本で出産し家族で日本を愛したマシソンは、19年まで巨人で8年間プレーしてブルペンを支えた。「ジャイアンツで1年でも長くプレーしたい」というデラロサは、日本では初登板から負けが一度もなく、通算107登板で4勝0敗32セーブ、27ホールド。在籍4年目の来季、巨人愛を胸に来日初の日本一へフル回転する。
2021年12月
ゲンダイ「巨人は開幕前に中田翔を陽岱鋼でトレードしようとしていたらしいとチーム関係者から聞いた」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb5a95efb7c7d46d03ec65123255dc37d6306b52
同僚をポカリとやった中田翔(32)の巨人への無償トレードが発表されたのは8月20日。
【写真】中田翔の右目には青アザが…
日本ハムの栗山監督が中田に関して「このチームでは難しい」と話していたことから、親交のある巨人・原監督にすがって実現した移籍であるかのように受け止められている。日本ハムで居場所のなくなった中田に、原監督が救いの手を差し伸べたという美談仕立ての報道も中にはあったものの、真相は逆らしい。
「中田を欲しがったのは巨人の方なのです。実は開幕前、3月に中田のトレードを日本ハムに申し入れていた。当時の交換要員は陽岱鋼だったと聞きました」と、巨人のさるチーム関係者がこう続ける。
「一塁手候補の新外国人・スモークが、コロナの入国制限もあって開幕に間に合わないことが分かっていた。それに年俸は3億超と高額ですけど、実際に戦力になる保証はどこにもない。原監督は有事のときに、スモークに代わる一塁手候補が中島ひとりでは心もとなかったのでしょう。日本ハムに対しては期限を切って陽との交換トレードを打診していた。どうやら今年のトレード期限である8月いっぱいまで待つという申し入れだったようです」
■暗礁に乗り上げたトレードが暴力事件で一転
中田は日本ハムと3年契約の3年目。今年いっぱいで契約が切れる。結果が出ずにふてくされてベンチ裏でバットをたたきつけ、跳ね返ってきた部分が顔面を直撃、目を腫らしたこともある。全面禁煙の札幌ドームは選手も喫煙できないが、ヘビースモーカーの中田はたばこを吸わないと集中できないとまで言い始めたという。若手を夜中まで連れ回すし、他の選手にも負の影響を与える。それでいて年俸は3億4000万円。コロナと新球場建設で金欠にあえぐ球団は扱いに苦慮していたとはいえ、巨人の申し入れを二つ返事で受け入れるわけにはいかない事情があったようだ。
「球団は中田の放出に前向きでしたけど、親会社が待ったをかけていたそうです。人気選手の放出はファンの反感を買うとね。日本ハムの親会社はとにかくイメージを気にするらしい」(前出のチーム関係者)
放出したいし、受け皿もあるのに親会社がクビを縦に振らない。球団にしてみれば“板挟み”状態で、商談は当初、暗礁に乗り上げていたようだが、折も折、潮目が変わった。中田の暴力事件だ。
事件が起きたのは8月4日、エキシビションマッチ(対DeNA)の試合開始前。中田が日本ハムの同僚選手に暴力をふるったのだ。11日に事件が公表され、中田は一、二軍すべての試合で出場停止処分に。出場停止選手として公示された。前出のチーム関係者がこう言った。
「この一件によって、中田のトレード話が再び動き出したのです。なにしろ周囲では、中田はもう、野球を続けられないかもしれないという声が上がっていたほど。放出に反対していた日本ハムの親会社も、さすがにゴーサインを出さざるを得なかったのでしょう。原監督にしても、中田は依然として欲しいピースではあった。前半戦は阪神の独走状態でしたけど、6月後半から巨人が猛追。8月のセの優勝争いはヤクルトも含めた三つ巴の様相を呈していた。勝負強い中田が戦力として加われば、混戦を抜け出せるとソロバンをはじいたのですよ。暴力事件を起こした選手なのに本当に引き取ってくれるのかと、日本ハムサイドは何度か念を押してきたそうですが、結局、受け入れたわけですからね」
中田が同僚に暴力をふるったのは、巨人が切った期限ギリギリのタイミング。仮に中田が事件を起こさなければ、巨人への無償トレードは実現しなかった。中田を出したくても出せなかった日本ハムにとっては、まさに渡りに船の暴力事件だったことになる。
無所属・牧田和久(37)「来季の開幕までは待つ。それ以上は待てない」
巨人が苦しんだ得点圏打率リーグ5位の “寸止め打線” 村田修一コーチが見出す「打開策」とは
12/29(水) 5:15配信
東スポWeb
村田コーチ(右)は巨人打線を「再生」できるか。左は小林(東スポWeb)
V奪回に必要なものは…。リーグ3位に転落した巨人が助っ人補強を進める一方で、現有戦力のレベルアップも欠かせない。村田修一打撃兼内野守備コーチ(41)がV逸の一因に挙げたのは、決定力を欠いた〝寸止め打線〟。得点圏打率はリーグ5位の2割3分6厘に低迷し、効果的に得点を生むことができなかった。そこで村田コーチが掲げた打開策とは――。
覇権奪回へ、課題の洗い出しは欠かせない。常勝を義務づけられながら3位に終わり、村田コーチは「やっぱりランナーがたまった後じゃないですかね。そこそこ(走者は)出るけど、あと一本。得点圏での最後の仕事があまり効率よくできなかった」と敗因を指摘した。
肩書こそ野手総合コーチから変わっても、引き続き打撃部門に携わる。ベンチから鋭い視線を向けてきたが、とにかく勝負どころで〝ここぞの一打〟が生まれなかった。チャンスはつくっても適時打が出ずに結局は無得点。ビハインドの展開からどうにか追い上げても、やはり「あと一本」が出ないまま敗戦…。そんな試合が繰り返され、原監督ら首脳陣も「あと一本が…」と何度口にしたか数えきれない。
本塁打数そのものは169本でぶっちぎりのリーグ1位ながら、総得点は552点でリーグ4位。何よりも2割3分6厘の得点圏打率は同5位。リーグ優勝、日本一を飾ったヤクルトの2割6分(同3位)とも大きな開きがある。
この点が取れそうで取れない〝寸止め〟を解消するには何が必要か。村田コーチはこんな心構えを説いた。
「なぜできなかったのか、どうすればいいのか、何を改良するのかというのは個々で配球を見れば分かると思う」とした上で「得点圏の時は(相手投手の)球の傾向も違うと思いますし、球速帯も違う。そのへんに対応する柔軟なものを持ってこないと。思い切って割り切って変化球を狙うも良し、インサイドにぶち当たりにいってもいいし。そういう思い切りがもっと欲しい。どっちつかずで当てにいって(犠飛を狙った)外野フライだけどちょっと浅いとか、いい当たりだけどゲッツーとか…。割り切りができる根拠を持って打席に入ってほしい」
現役時代には2度の本塁打王に輝き、100打点以上を3度マークした村田コーチも、指導者としてさらに分析を進めていくという。「データをもらって準備済みなので僕も勉強しようかなと。『どうだ、見えてきたか?』と話した時に『僕はこうやって打ちたいと思います』と答えが返ってきたらうれしい」。汚名返上へ、オフも大忙しだ。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2d53ba75a2b7b040c9cc6d10b1c25c3d225342
長野久義さんって巨人出て行って広島なんかに移籍したこと絶対後悔してるよなw
3連覇の広島に移籍して3年連続Bクラスとか