「同僚の有原がすでに申請しましたが、こちらはタイミングを見計らっているようです」
球界OBがこう言う。
ポスティングによるメジャー挑戦を検討している日本ハムの西川遥輝(28)のことだ。
盗塁王を3度獲得する日本屈指のスピードスターはメジャー志向が強く、球団もポスティングを容認する方針を示している。
ただし、その挑戦は決して平坦な道のりではないだろう。ただでさえ日本人野手はメジャー実績に乏しく、米球界関係者によると「西川がメジャー契約を結べるかどうかは不透明。キャンプに招待選手として参加し、その後の活躍次第でメジャー契約に切り替わるスプリット契約、あるいはマイナー契約になる可能性もある」という。
コロナ禍で来季のメジャーの情勢が不透明な上に、今年のFA市場には、前アストロズのスプリンガーやレッドソックスのブラッドリー・ジュニアといった大物外野手がいる。
「韓国球界にも西川のライバルの外野手がいます」とは、前出の米球界関係者。
「今季の2冠王であるロハス・ジュニア(30)に加え、リーグ優勝したNCダイノスのナ・ソンボム(31)もメジャー挑戦が濃厚。ナは今季、130試合出場で打率.324、34本塁打、115打点をマーク。パワーは西川よりも上です。メジャーの評価はロハスやナの方が高いのではないか」
■巨人ベテラン亀井と自主トレの経験も
西川は仮にマイナー契約を提示された場合でも、米球界に挑戦する気持ちがあるといわれているが、コロナ禍の状況もあり、ポスティング申請をした上での残留や、国内FA権を行使する可能性もゼロではないという。
「そうなると巨人の動向が気になります。外野手の補強はFA権を行使したDeNAの梶谷がターゲット。西川は梶谷とポジションが重なり、年俸2億円で『Aランク』とみられる。獲得のハードルは高いが、FA宣言をすれば複数球団による争奪戦は必至。西川は今季、打率.306をマークし、2018年には広い札幌ドームを本拠地としながら2ケタの10本塁打を放っている。パよりもレベルが落ちるセなら、さらなる好成績が期待できる。西川の動向次第では、全てのFA選手を調査している巨人が手を挙げるかもしれません」(球界OB)
ちなみに、西川は巨人との“縁”もある。以前にはベテランの亀井と自主トレを共にしたことがあり、16年オフに日本ハムからトレードで巨人入りした石川とも親しい間柄だ。西川と巨人はさて、どう動くか――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/842860e02b4b0382f22189d798e4fedfb38a947a
11/30(月) 19:40配信
2020年12月
巨人菅野「急転残留」の現実味…年齢以上にコロナ、日本S惨敗が不安のタネ
「あとは本人次第とみています」
米国在住のメジャー関係者がこう言う。
今オフ、ポスティングによる米球界挑戦を視野に入れる巨人の菅野智之(31)。球団は菅野が希望すれば、ポスティングを容認することが決定的。すでに、ヤンキースやドジャースなどが本格調査を開始しており、菅野自身、ダルビッシュ有や前田健太が所属する米大手代理人事務所の「ワッサーマン・メディア・グループ」と代理人契約を結ぶといわれているが、前出の関係者は、「巨人残留も想定しています」と、こう続ける。
「今年はコロナ禍で米国の編成幹部が視察できていない。アジア担当のスカウトのリポート、過去に蓄積されたデータ、映像資料を基に評価をせざるを得ない。スガノは今年31歳。メジャー球団の中には『すでにポスティング申請した日本ハムのアリハラ(有原航平=28)の方が若くて長持ちしそうだ』とみている球団もある。今年はコロナ不況で球団の収入が減っており、米国内のFA市場ではバウアーやタナカ(田中将大)に加え、2018年に21勝を挙げ、ア・リーグのサイ・ヤング賞を獲得したスネルがトレード候補に浮上した。スガノの獲得に乗り出す球団はある程度の資金力があり、以前から熱心に追いかけているところに限られるのではないか。仮にスガノがポスティングを申請したとしても、想定以下の条件を提示された場合は巨人残留を選択する可能性を否定できません」
さらに、球界OBはこんな指摘をする。
「今年、メジャーの複数球団が菅野の1歳年上で沢村賞を獲得した中日の大野雄大(32)に関心を寄せていたが、大野は中日残留を決めた。メジャー挑戦へと踏み切る自信が持てなかったようです。菅野はソフトバンクとの日本シリーズで第1戦に先発し、栗原に一発を浴びるなど、6回4失点で負け投手となった。ソフトバンク打線に力負けした感もあり、本人も少なからずショックを受けているはずです」
初戦でチームの勢いをつくれず、2年連続の4連敗という屈辱を味わった。これまで一度も経験していない日本一を、またも達成できなかった。
■米球界はコロナ禍ですべてが不透明
「ただでさえ米球界はコロナ禍により、来季の試合数を含めてすべてが不透明。ダルビッシュや田中、前田のように米国での生活に慣れている選手はまだしも、今年、メジャー挑戦した筒香や秋山、山口は、新たな環境に適応するだけでも大変なのに、筒香や山口が途中帰国を強いられるなど、心身ともに苦労していた。年齢を重ねるごとにメジャーの評価は下がっていきますが、今季はメジャー挑戦を封印、海外FA権を取得する来季、日本一に再挑戦し、コロナの状況を踏まえた上で改めて移籍の機会をうかがっても、何ら不思議ではありません」(前出のOB)
27日には、原監督が山口オーナーにシーズン終了の報告を行い、甥っ子である菅野のポスティングについて、「どういうふうになるのかは想像の部分で、私が強くああだこうだとは言えないでしょうね」と前置きした上で、「ただし、まあ監督としては彼が来季もジャイアンツのユニホームを着てくれると、戦う、ということは望んでいるということだけは言えます」と、監督の立場から残留の“ラブコール”を送った。メジャーが菅野を欲しがっていることは間違いないが、本人の最終決断やいかに――。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06a2472fa6f406b5ceef5e2f7c10b030fe14debb
(出典 amd-pctr.c.yimg.jp)
広島が新助っ人バードと契約 最速154キロ左腕
広島は26日、新外国人のカイル・バード投手(27=レンジャーズ)と契約合意したことを発表した。契約金1040万円、年俸4160万円プラス出来高。背番号は未定。
身長190センチ、体重99キロの最速154キロの左腕は、メジャー12試合に登板し0勝0敗、1セーブ、防御率7・82。マイナー通算214試合では20勝8敗、23セーブ、防御率2・66の成績。球団幹部は「中継ぎのバリエーションを増やしたかった」と説明した。また、テイラー・スコット投手(27)と単年で再契約を結んだことを発表。新助っ人の補強は打ち止めとなる見込みだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0085a1667595a6d4eb78c3036dfc993dce706980
11/26(木) 20:27配信
(出典 baseballking.jp)
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(出典 Youtube)
【広島東洋カープ】 カイル・バード 2019 球種別ピッチング集